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今回の限定生産モデルは、本日(11月18日)再販されたばかりのTT33をベースに、様々なカスタムパーツをふんだんに盛り込んだ特別モデル。
TT33は「トカレフ」の名で知られ、かつて旧ソ連軍で制式採用されていた自動拳銃。そして今回製品化されたモデル名「タイプ54」は、ソ連と同じ共産国家である中国でクローン生産された「54式手槍」のこと。「Xコンプ」は、東欧系国家で見られる近代カスタムをイメージした独自名称。
KSCからはもともと「タイプ54」と「TT33 Xコンプ」というモデルが以前に生産されていますが、今回はそれらを足し合わせただけでなく、さらに意表を突くカスタムモデルとして新規製作されています。
メーカーからは「装飾やマーキングを好む中近東向けに、パキスタンの卸売業者によるユニークな刻印や、焼印された風合いの木製グリップなどを満載したアラビアンなタイプ54カスタム」という設定が与えられており、本体への刻印や木製グリップのデザインなどが強く主張するモデルに仕上がっています。
トリガーセフティとコンペンセイターを装備したことでグッと近代的になった外装と、KSCが言うところのアラビアンテイストを加えた装飾は、ごちゃっとしているように見えて実はなかなかにマッチしていて、トカレフのコンパクトなフォルムにカスタム成分がぎゅっと凝縮されることで、本場のカスタムガンのような雰囲気が漂っています。
さらにはクロームメッキで仕上げられたバレルも、アクセントとして良い味を醸しています。最近は一部で低評価を受けたりしていたKSCのオリジナルカスタム路線も、このデザインはけっこう良いのではと思います。質素で無骨なトカレフのイメージが大きく変わって、ちょっとかわいい感じもあります。
なおコンプはバレルブッシングと一体になっていて、バレル先端ではなくスライドに接合するかたちとなります。必然的にノーマル時よりもスライド部分の重量が増えるため、ブローバックのリコイルも増しています。パッケージには通常のバレルブッシングも同梱されるため、お好みでコンプ無しのスタイルを選択することも可能です。
ということでKSCさんの最新限定モデル。賛否は必ずあるでしょうが、私個人的には良デザインというのが感想です。
それより最近のKSCさんは、既存の通常モデルの再販直後にその製品の限定カスタムを出してくるという流れになっていますね。これは買う側としても仕入れる側としてもちょっとした問題で、通常モデルの再販が発表されても、後に新しいカスタムモデルが出てくると思うとすぐには飛びつけないという悩みも生まれちゃっています。まあそのあたりはメーカーさんの考えるところで、とやかく言うところではありませんね。
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