• 何点でも送料880円 ※沖縄・離島除く
  • 営業時間:平日10時~18時

海外製から国内製まで トイガンの通販なら当店におまかせ!!

ただいま会員登録でもれなくクーポン配布中

Archwick USW-GをマルイのG17 Gen3に取り付けてみた

Posted date: October 18, 2022

 

スイスのB&T社が法執行機関向けに開発したグロックのカービンコンバージョン"USW-G"の、B&T正式ライセンスによるエアソフト用リアルレプリカ

今回のUSW-Gエアソフト用キットは、2021年に発売されて以来、当店でも数多くのお客様にご購入いただいている人気商品。

実物はスイスのB&Tが開発・製造した製品で、本キットはB&T正式ライセンスによるリアル刻印入りのアイテムです。

 

発売から1年以上経過しているため今さら感は無きにしもあらずではありますが、今回はしばらくメーカー切れになっていたマルイのG17 Gen3が再販になりましたので、組み込んでみることにしました。

 

実はこちら、G17とG19のGen3〜5に対応する実銃用と違って、エアソフトの場合は各社で本体のサイズや構造がまちまちであるため、製品ごとに対応可否があります。(まあこれは他のどんなキットでもそうなのですが)

そしてこのUSW-G17 kitは、メーカー情報では「東京マルイ製G17 Gen4とG19 Gen3,4に対応」となっており、G17 Gen3への使用のみ「要加工」となっていました。

今まで実際に組み込みを試すことがなく、どのような加工が必要かということは不明でしたので、久々にGen3が入荷した今回のタイミングでトライしてみました。

 

結論から言うと、加工無しで使えましたので、ページ下部で組み込みのようすを写真付きで解説していきます。

その前に、実物USWについて軽くご紹介。

 

B&T USW-Gについて

スイスの銃器メーカーであるB&T社の社名は「ブリュッガー&トーメ」の略。

ドイツの「ヘッケラーさんとコッホさん」や、アメリカの「スミスさんとウェッソンさん」の会社のように、創業者2名の名前から取られています。

 

B&Tはボルトアクションやアサルトライフルも製造する会社ですが、米陸軍で採用されたサブコンパクトウェポン(SCW)の「APC9」や、日本でも過去にKSCがGBB製品化したことで知る人も多い「MP9」「TP9」といった、9×19mmパラベラムのサブマシンガンが有名です。

 

今回の「USW-G」も、コンパクトウェポンのカテゴリーに属します。同社のユニバーサル・サービス・ウェポン(USW)シリーズのラインナップのひとつで、G17/G19のGen3〜5に使用できるコンバージョンキットです(実銃の場合)。

USWシリーズとして、他にはCz75をベースとしたオリジナル銃を使用するモデル(USW A1など)や、SIG P320用のコンバージョンキットも存在します。

 

USWの特徴としては、まず非常に軽量でコンパクトな点が挙げられます。

ハンドガンだけの状態と比較してスライド後退分プラスアルファのみの全長アップに留まりながら、フォールディングストックや20mmアンダーレイルなどの機能が追加されることで、多くのメリットをもたらしてくれます。

また、上部に設置されたドットサイトマウントでサイトをレシーバーに固定できるため、ピストルのスライドにマイクロサイトをマウントする場合と違い、射撃時にサイトが静止することも評価ポイント。

ストックとドットサイトの搭載によってハンドガン単体の有効射程よりも長い交戦距離で使用できるようにするためのキットであり、種々の事情により長い銃を使えない地域や職業、局面において使用されています。

 マルイG17 Gen3

キット組み込みにあたって

先述の通り、今回のArchwick製USW-Gキットは、マルイGen3には「要加工」とされています。

本来の対応モデルへのキット組み込み難易度は高くなく、ネジを回す作業もたったの数回程度。

 

これに対して、G17 Gen3には一体どんな加工が要るのかな〜、と思って作業を始めたのですが、何も引っかかるところなく最後までたどり着けてしまいました。

強いて言えば、組み込み後のキットとスライドの隙間が若干タイトで、スライドの側面が擦れる感じはあります。

実際、組み込んだ後しばらくしてからスライドに擦れ跡がついているのに気付きました。(これは、単にスライド組み込みの際にガチャガチャやってしまったこともあります)

が、動作には全く支障ないほどの軽い擦れですし、もしこれが気持ち悪ければ、キット側の接触面を軽く研磨すれば大丈夫でしょう。

この点で要加工という感じかなと思います。

 

組み込み作業は写真を撮りながらやっていたので、手順とともにその模様を以下にアップしていきます。何かの参考になれば幸いです。

 

組み込み手順

まずはノーマル状態のg17

USW組み込み手順1

を、テイクダウンして

USW組み込み手順2

初手はスライド側から着手します

USW組み込み手順3


リアサイトのネジ(プラス)を外し

USW組み込み手順5

リアサイトを外す

USW組み込み手順6USW組み込み手順7

ここにキット付属のリアサイトパーツを取り付けます

USW組み込み手順8

パーツをリアサイト溝にはめ込んで

USW組み込み手順9

キット付属のネジ(六角)で固定

USW組み込み手順10

スライド側はこれでもう完成です

USW組み込み手順11

次はフレーム側

USW組み込み手順12

まずは、キットの前部スクリューを外します

USW組み込み手順13

ここは手締めボルトなので工具不要

USW組み込み手順14

ネジを外すとキット側の「フロントレールアダプター」というパーツのロックが解除されます。このアダプターはグロック本体のアンダーレールにはまるようになっていて、そこに斜めに押し込んでフレームを入れていきます

USW組み込み手順15

このとき、アダプター自体を写真のように押さえながら行います。アダプターはスプリングが効いているので、押さえ続ける必要あり。はめ込みが結構固くてなかなか入りませんが、フレームを左右に軽くぐりぐりしながら入れていくとやりやすいです

USW組み込み手順16

アダプターがトリガーガードに当たるまでしっかり入れて

USW組み込み手順17

さらにフレームを前方に押しながら、フレーム後端を持ち上げてキット内に収めます

USW組み込み手順18

ここまできたら、先ほど外したスライドをフレームに合わせます

USW組み込み手順19

スライドをつけると、先ほど装着したリアサイトパーツ後部の穴が写真の位置に来ます。このままではサイトとキットの穴の位置が合わないので、それぞれの穴が重なるように銃を前方に押しながら、チャージングハンドルを挿入します

USW組み込み手順20
USW組み込み手順21


なお、本製品は1stロットのみチャージングハンドルをボルトでリアサイトパーツに固定する方式でしたが、2nd以降は穴にはめ込むだけの方式に変更されています。ネットのレビューなどで1stロット品の画像を見て、ボルトが欠品していると勘違いされるお客様がこれまでに相当いらっしゃいましたので、ご注意ください。

現行の固定方式でも、キット側のガイドレールにハンドルパーツの溝がハマる形になり、後でフロントレールアダプターのネジを締めることで銃が固定されるため、ハンドルが決して外れないように設計されています。



最後に、先ほど取り外したフロントレールアダプターのネジを締め直して固定

USW組み込み手順22

で、完成です!

USW組み込み手順23

キット上部にはAimpointのACRO P-1用マウントが設けられています

USW組み込み手順24

20mmレールパネルも付属しているので、他のドットサイトも搭載可能。このレールパネルの取り付けネジはトルクススクリューになっています。(パッケージ内にヘックスローブレンチが付属していますので、工具の用意は不要)

USW組み込み手順25



折りたたみ式のチャージングハンドルは携行性に優れ、キットに沿わせる形で前方から手を滑らせてくると勝手に立ち上がって手に引っかかるようになっています。これによってスピーディなコッキングが可能。

さらに、ハンドルは手を離すと自動で折りたたまれます。(最初はちょっと渋いのか、たまに立ったままになりますが、馴染んでくれば大丈夫。どのみちブローバックの衝撃で折りたたまれます。)

 



ストック展開は、銃をグリップしたまま人差し指でロック解除可能。解除されたストックをもう一方の手でバチンと開ききることで固定できます。



たたむ時はストック基部の丸いボタンを下から押すことでロック解除。このボタン付近にはワイヤーループが装着されており、ここにスリングを取り付けることができます。



と、このような感じで、組み込み自体は難しいところがなく、マルイのG17 Gen3でも加工しないと合わないような部分はなく、動作も問題なく動きました。

組み込み簡単で短時間でインストールでき、見た目も機能も大幅に高めてくれる素晴らしいキットであります。

 

最後に

本製品はこれまで本当に数多くのお客様にお買い上げいただいた人気商品でしたが、すでに終売が決定し、在庫がなくなり次第終了ということになっています。

さらに、先日から最終キャンペーンとして、従来は別売りオプションだったCNCアルミリアサイトが標準付属するセールを行っております。

興味のある方は在庫があるうちに是非ゲットしていただきたい、オススメ製品です。

この記事にコメントする

コメントは承認後に公開されます。


ページTOPへ