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西部劇の舞台となる1860年代頃のショットガンは、銃身本数と装弾数が一致する構造が主流でした。その後、単銃身で繰り返し射撃が可能なリピーティングショットガンが登場します。その代表格が、銃器設計の巨匠ジョン・M・ブローニングによる M1897 です。ポンプアクション方式、外装式ハンマー、チューブ型マガジンを備えた革新的な設計で、仕上げを実用的な範囲に抑えることで低コスト化にも成功しました。警察や軍に広く採用され、第一次世界大戦ではアメリカ軍が塹壕戦に投入し、その威力を存分に発揮しました。
民間仕様は30インチ銃身の狩猟向けが中心でしたが、法執行機関向けには20インチ銃身のモデルも製造されました。これが「Riot(ライオット)モデル」です。暴動鎮圧や治安維持を目的とした短銃身仕様で、禁酒法が施行された「狂騒の20年代」には市街地で猛威を振るいました。
今回ご紹介するのは、かつて販売していたライオットガンの最初期仕様をモデルアップしたものです。特徴的なのは、銃床(ストック)のグリップ下部が丸みを帯びた最初期型のデザインです。当時同様、木工職人の手作業で仕上げており、床尾(バットプレート)も新規製作して再現しました。さらに、マガジンチューブの固定方法も初期型にならい、銃身先端と一体で結合・保持する方式を採用。フォアエンドは従来の挟み込み式ではなく、横からネジで固定する仕様に変更しています。
こうした初期特有のディテールを忠実に再現した 「Early Riot Gun」 が、ヘビーウエイト仕様で登場します。ABSモデルより約500g重く、樹脂特有のしなりが消え、実銃に近い剛性感を実現しています。表面はヘビーウエイト樹脂に荒目ブラストを施し、質感を一層高めました。木製ストック&フォアエンドには、使い込まれた風合いを再現する特別仕上げを採用しています。
さらに Ver.2 では作動性が向上。並列ダブルキャップ火薬による突き抜ける爆音と安定した発火を実現しました。ボルト後退と同時にキャリアーがシェルを迎えに行くダイナミックなアクションは、金属的な作動音と相まって中毒性のある魅力を放ちます。一度手にすれば、誰もがその迫力に惹き込まれることでしょう。
(※ 7mmキャップ火薬使用発火式 M1897 ver.2 ショットシェル 2発付属)
▲フォアエンドはトレンチガンなどと違い、横からネジで固定する方式を採用している
▲初期型の丸みを帯びたグリップも木工職人が手作業で再現した。バットプレートも新規制作
【仕様】
全長:985 mm
重量:2,000 g
装弾数:6
発備考: