ウエスタン アームズ社製品は、高比重プラスチック製で実銃と同じ重量感を楽しめるガスガンです。
心臓部を司るメカニズム“マグナブローバック”は、実銃さながらのパワフルな反動(リコイルショック)を体感でき、リアルで迫力あるシューティングが楽しめます。安全な低圧ガスを使用し、実銃と同じプロセスで直径6mmのBB弾を発射します。
余分な贅肉を削ぎ落としたかのような獰猛なたたずまい。圧倒的な存在感で再現された伝説のファイティングガンが、焼付塗装仕上のマットブラック・バージョンとして蘇る。

80年代 日本のガンナッツを席巻した唯一無二のカスタムガン
フランク・ロバート・チャウ(1907-2003)は、中国系移民の両親のもとに米国で生まれました。家族や友人達は彼のことをボブ(ロバートの愛称)チャウと呼んだそうです。
1930年代初頭にボブチャウ氏は海軍予備役となり、アジア系アメリカ人として当時ではまだ珍しかった下士官となります。
また氏は射撃競技にも精通しており、37種類にもおよぶハンドガン射撃のワールドレコードを樹立し、1948年のロンドンオリンピックではピストル射撃競技に出場した最初の中国系アメリカ人として優れた成績をおさめたそうです。
退役後はサンフランシスコに定住し1960年代まで銃砲店を経営。往年はガンスミスを営み、特にブルズアイ(精密射撃)シューターの間では彼の手がけたカスタムガンは「CHOW」ブランドとして高く評価されています。

米国でのボブチャウ氏のカスタムワークは、主にアジャスタブルリアサイトを取付けた.45オートマチックなど、精密射撃向けの作品が知られていますが、ここ日本では通称「ボブチャウ・スペシャル(以下ボブチャウSpl.)」と呼ばれる、コルトガバメントをベースにしたカスタム.45オートが絶対的な存在として、今もなお語り継がれています。
昭和の時代ガンナッツのバイブルであった、国際出版発行「月刊Gun」誌1981年10月号で紹介された、この異形ともいえるガバメントカスタムは、本来ボブチャウ氏が得意とする射撃競技用ではなく、氏の45オートに関する知識を注ぎ込んだ完全なるファイティング(実戦)用のフォーティーファイブとして製作されています。
「本当に戦うとき、どんな銃が良いのかを追求した」と氏は語り、常に身に着けてキャリーし、必要時にクイックドロウして使用することを念頭にしたコンセプトは、そのエッジと言うエッジを全て削り落としたフォルムから、如実にうかがい知ることができます。

WESTERN ARMSのクラフトマンシップが現代に蘇らせた伝説
コルトMk4のフレームに、軍用ナショナルマッチのスライドとバレルを組み合わせて、ほぼワンオフのカスタムメイドで製作されたといわれる実物のボブチャウSpl.は、手が加えられていない場所を探すことが困難と思われるほど情報量に富んだ唯一無二のスタイルが魅力です。
WESTERN ARMSでは、1つ1つのパーツを機械加工とハンドワークを駆使して再現し、ボブチャウ氏の遺したマスターピースをマグナ・ブローバックモデルの最高峰として蘇えらせました。
スライドとフレームには重量感・質感共に定評のあるカーボンブラック・ヘビーウエイト(以下HW)材を使用し、タフな質感のツヤ消し焼付塗装で仕上げた漆黒のマットブラック・バージョンして製作しています。

素材の質感を活かしたWESTERN ARMSのHWモデルの場合、素材表面の酸化・変色を防ぐためシリコンオイル等を使用したメンテナンスがひっしゅう必須とされておりますが、塗装コーティングで覆われたマットブラック・バージョンならば、そのようなお手入れの心配は不要。ガッツリと使い倒したい、毎日手にして愛でていたい、そんな方にこそ勧めしたい仕様となっております。
もちろんHWモデルならではの重厚な質感に変わりはありません。HW材の特徴であるガッシリとした硬質感も相まって、従来のABS樹脂製モデルでは決して味わえない、手にした誰もが我が眼を疑うような確かな手応えを楽しんでいただけます。

スライドアッセンブリーのカスタムポイント
傾斜したコッキングセレーションにベースとなったナショナルマッチのディティールを残す程度で、原形をとどめないまで削り込まれたスライドは専用の金型を製作し再現されています。
角を落とされたマズル周辺、大きく広げられたエジェクションポートのディティールはハンドワーク加工の賜物です。
最小限に削り込まれ、ローマウントにセッティングされたフルアジャスタブルのマイクロリアサイトや、ホルスターからのドロウ時に衣服等へ引っかからないよう考慮された視認性の高いフロントサイト、CHOWの打刻が燦然と煌くスナッグフリーのブッシング等も全て専用パーツを投入してリアルにモデルアップしています。
オリジナルの刻印が消えてしまうまで研磨したためにロットナンバーを打刻し直したという、のちにスネークマッチにも影響を与えた、左側面のマーキングもボブチャウSpl.を象徴する特徴のひとつです。

フレームアッセンブリーのカスタムポイント
グリップ部分のフロントストラップとトリガーガード前面に設けられた滑り止めのステッピング(またはスティップリング)は、ボブチャウSplを印象付けるフレーム側の大きなポイントですが、.こちらも専用パーツを製作することでその猛々しいフォルムを再現しています。
ローズウッド材で新たに製作されたグリップパネルは、全面に整然とチェッカリングが刻み込まれた伝統のフルチェッカー仕様。 マガジンキャッチボタンへのイージーアクセスをアシストする大胆なスカラップ加工が再現されています。
確かなホールド感を提供しながらも、握った手に伝わるソフトな感触と暖かみは、天然素材を使用した木製グリップならではの魅力といえるでしょう。

スナッグフリー加工されたマーク4のハンマーやA.D.スウェンソンのアンビデクストラスセフティのほか、徹底してエッジが落とされたスライドストップは、分解時に操作する右側面の軸の出っ張りが落とされている点も注目していただきたいポイントです。
また、対IPSC(International Practical Shooting Confederation)競技用にアップデートが図られたアジャストスクリューを内蔵したロングトリガーと、ワイドグリップセフティ、ステッピングドストレートハウジングを搭載し、現存する実物の「バージョン1.5」と称されるスタイルを網羅しています。

そしてボブチャウSpl.の相棒として知られるベルトクリップも標準装備。 ズボンの内側等に直に銃を差し込んでキャリーする際に重宝するアイテムで、実銃用と同様に肉厚のスチール材で製作されており実用性の高い優れものとなっています。
メーカー製のタクティカルカスタムとは一線を画する、古き良き時代のアメリカで一流のガンスミスが己の手と知識で作り上げた、本来の意味でのカスタムガン。
そのスピリッツを現代の日本に蘇らせたのが、WESTERN ARMSがフラッグシップモデルのひとつとして自信を持ってお届けする「ボブチャウ・スペシャル」です。

【仕様】
| 全長 |
約220mm |
| 銃身長 |
約114mm |
| 重量 |
約909g |
| 装弾数 |
21+1発 |
| その他 |
・木製(ローズウッド)グリップ付属 ・S.C.W.ハイスペック・カスタムver.3仕様 ・トランスファーハンマーver.3 ・新型シアー&ディスコネクター内蔵 ・6.03mm精密NEW固定HOPUPバレル搭載 ・Rタイプ・マガジン ・カーボンブラックHW樹脂製スライド&フレーム:マットブラック焼付塗装仕上
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| オプション |
スペアマガジン(WA-GM9)6,000円+税 |